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簿記の学校・予備校のおすすめ人気ランキング8選【2023年12月最新】

簿記の学校ランキング

このページでは「簿記の学校・予備校」を比較し、読者の皆さまにおすすめの情報をご提供いたします。簿記の学校を選択するメリットは、最短で簿記試験合格に近づくことです。

特に、オンライン通信講座がある学校は、自宅や会社、通勤中、ワーキングスペースなどで、好きな時間に好きなタイミングで受講できます。さらに、模擬試験受験など必要に応じて教室で受講できるサービスを提供している学校もありますので、簿記試験の緊張感を体験することができます。

おすすめの簿記の学校・予備校ならココ
目次

おすすめの簿記の学校・予備校8選を徹底比較

学校の比較
簿記の学校・予備校の比較

簿記の学校・予備校を選択する際には、下記の項目に注意して選びましょう。

  • 簿記の学校・予備校のランキングは通信か通学かで大きく分かれる。
  • 簿記の学校・予備校をテキスト・講師・カリキュラムで比較する。
  • 簿記の学校・予備校の評判・口コミを確認する。
  • 簿記の学校・予備校の費用を比較する。

以上を基本としながら、2023年12月最新版の簿記試験の人気予備校の比較・評判の他独学におすすめのテキスト勉強方法もご紹介します。

上記項目を満たしているおすすめの簿記の学校・予備校ランキングは次の通りです。

簿記の学校は、①オンラインWeb通信教育・独学向きの学校・予備校 ②通学講座の学校・予備校 ③簿記の専門学校とに大きく分かれます。それぞれ、簿記受験生向けの学校(受験予備校・専門学校)の当サイトおすすめランキングとなっています。

①オンラインWeb通信教育・独学向きの簿記の学校・予備校ランキング

  1. フォーサイト
  2. スタディング
  3. クレアール

②通学・通信向きの簿記の学校・予備校ランキング

  1. 資格の大原
  2. 資格の学校TAC
  3. 資格スクール大栄
  4. LEC

③簿記の専門学校のランキング

  1. 大原学園専門学校

フォーサイト、クレアール、スタディングの簿記講座は、オンラインWeb通信に特化しているため、講座費用がリーズナブルです。これは、仕事で忙しい社会人や独学で学びたい方に特におすすめです。

一方で、「資格の大原」や「資格の学校TAC」は、簿記試験の合格率が高いとされています。これらの学校では、社会人にも適した朝、昼、夜の各クラスが用意されています(学校や校舎により異なる場合があります)。

また、大原学園専門学校は、高校卒業後に簿記資格を目指す方におすすめの専門学校です。

以上を考慮に入れた簿記の学校・予備校の比較表は以下の通りです。

学校・予備校Web通信講座通学講座対応級受講料(例)対象者
フォーサイト2級、3級バリューセット2 2024年2月試験対策(2級+3級+過去問解き方講座):41,800円~
・バリューセット1 2024年2月試験対策(2級+過去問解き方講座):37,800円
初学者
経験者
スタディング1級、2級、3級簿記3級・2級セットコース[2023年検定対応版]+Q&Aチケット10枚:一括 ¥21,800(分割例月々 ¥1,964×12回)
簿記2級合格コース[2023年検定対応版]+Q&Aチケット5枚:一括 19,800(分割例月々 ¥1,784×12回)
簿記3級合格コース[2023年検定対応版]:一括 ¥3,850
簿記1級合格コース[2024年検定対応版]+Q&Aチケット10枚付:一括 ¥66,600(分割例月々 ¥5,700×12回)
簿記2級・1級セットコース[2024年検定対応版]+Q&Aチケット10枚付:一括 ¥69,300(分割例月々 ¥5,900×12回)
簿記3・2・1級セットコース[2024年検定対応版]+Q&Aチケット10枚付:一括 ¥72,600(分割例月々 ¥6,200×12回)
初学者
経験者
クレアール1級、2級、3級3・2級マスター Web通信:58,000円
・3級パック:16,000円
・2級パック:53,000円
・1級ストレートフルパック(2024年11月目標):145,000円
初学者
経験者
資格の大原(3級・2級・1級)1級、2級、3級3級・2級W合格コース:78,700円~
・3級合格コース:23,500円~
・2級合格コース:67,100円~
・1級合格コース:97,800円~
初学者
経験者
資格の学校TAC1級、2級、3級3・2級ステップ合格本科生:84,000円~
・3級合格本科生:25,400円~
・2級合格本科生:71,000円~
・1級合格本科生:165,000円~
初学者
経験者
資格スクール大栄1級、2級、3級・非公表
※通学講座の「資格の大原」「資格の学校TAC」に近い金額と推測(資料請求により金額記載)
初学者
経験者
LEC(東京リーガルマインド)1級、2級、3級3・2級パーフェクトパック:66,000円~
・3級パーフェクトコース:17,600円~
・2級パーフェクトコース:60,500円~
・1級パーフェクトコース:122,000円~
※合格お祝い金あり
初学者
経験者
簿記の学校・予備校の比較表

それでは、各学校のサービスを詳しく解説していきます。

オンラインWEB通信講座ランキング

まず、自宅のほかカフェ、通勤時間などスキマ時間を利用して学習しやすいオンラインWEB通信講座を中心に開講している学校・予備校のサービスから解説していきます。

簿記<オンライン通信教育・独学>

ランキング1位 フォーサイト 簿記講座

フォーサイト簿記講座
フォーサイト簿記講座
スクロールできます
学校名フォーサイトおすすめポイント・自分のペースで勉強できる
・忙しくてもスキマ時間で学習できる
・たった2か月で合格
・楽しく学べるフルカラーテキスト
・最強のコストパフォーマンス
受講形態オンラインWEB通信メリット・こだわりのフルカラーテキストで出るところだけを凝縮
・わかりやすい高品質な講義で早く・ 深く・ 正確に学べる
・eラーニング「ManaBun」でいつでもどこでも学習できる
対象者初学者・経験者配信スタイルフォーサイトの映像講義はPC、スマートフォン、タブレットを
使用できる「マルチデバイス対応」で、通勤・通学、昼食、
家事・育児、メイクの時間、待ち合わせ時間などのスキマ時間
に勉強可能
開講講座バリューセット2 2024年2月試験対策(2級+3級+過去問解き方講座):41,800円~

・バリューセット1 2024年2月試験対策(2級+過去問解き方講座):37,800円
合格特典・合格者へのAmazonギフトコードプレゼント
【対象講座】
・バリューセット1 2024年2月試験対策(2級+過去問解き方講座)
・バリューセット2 2024年2月試験対策(2級+3級+過去問解き方講座)
・簿記2級スピード合格講座 2024年2月試験対策
・簿記3級スピード合格講座 2024年2月試験対策

フォーサイト 簿記講座は、2023年10月現在で35,489名の累計受講者がいるほどの人気で、Web学習に最適化された講義動画を中心としたオンラインWeb通信講座です。フォーサイト独自の効率的学習法「非常識合格法」で高い合格実績を誇ります。

※簿記において、2023年簿記2級2月試験で86.4%、簿記3級試験で87.5%と圧倒的な合格実績を誇るフォーサイト。 これはプロ講師の実績を基に練り上げられたオリジナルカリキュラムが鍵となっています。 「合格点主義」で、忙しい人に配慮した教材・カリキュラムだから、フォーサイトのカリキュラムなら短期合格が目指せます。

  1. 自分のペースで勉強できる
    フォーサイトの通信講座eラーニング「ManaBun(マナブン)」が、受講生各自のライフスタイルに合わせて学習スケジュールを自動で立ててくれます。
  2. 忙しくてもスキマ時間で学習できる
    スマートフォン・タブレット・パソコンで学習できるので、通勤時間・移動時間・昼休み・待ち時間・就寝前後など、ちょっとしたスキマ時間を有効活用できます。
  3. たった2か月で合格
    「満点主義」ではなく「合格点主義」で教材を制作しているから短期合格が可能です。
  4. 楽しく学べるフルカラーテキスト
    紙のテキストと比べデジタルテキストは脳の活動範囲が狭く、記憶に残りにくいという脳科学の実験結果もあります。そこでフォーサイト中小企業診断士講座では、色を論理的に使い記憶に残る紙のフルカラーテキストが提供されています。
  5. 最強のコストパフォーマンス
    フォーサイトは紙のテキスト・講義・eラーニングさらにメールによるサポート体制も揃えているため、コストパフォーマンス

フォーサイト 簿記講座では、資料請求で2つの特典があります

※サンプル教材・e-ラーニング無料試用版などの特典があります

簿記<オンライン通信教育・独学>

ランキング2位 スタディング 簿記講座

スタディング-簿記講座
スタディング-簿記講座
スクロールできます
学校名スタディングおすすめポイント1.コストパフォーマンスが高い
スタディング簿記講座は、業界内で非常にリーズナブルな価格設定となっており、簿記3級合格コースは3,850円、
簿記2級合格コースは19,800円、簿記1級合格コースは66,600円(すべて税込)となっています。
このような価格設定は、学習を始める際のハードルを下げる要因となっています。
2.スマホ対応の学習システム
すべての教材がスマホ上で提供されるため、スマホ一台あればどこでも学習が可能です。
これにより、移動中や待ち時間などのスキマ時間を有効に利用して学習を進めることができます。
3.段階的な問題演習
アウトプット(演習)が段階的に用意されており、初学者でも徐々にレベルアップして学習を進めることができます。これにより、継続的な学習が促進されます。
4.充実した教材
動画やWEBテキストをはじめ、試験本番に向けた問題演習や復習機能など、
簿記試験合格に必要な教材がすべて用意されています。これにより、一貫した学習が実現できます。
5.わかりやすい教材内容
スタディング簿記講座の教材は、内容がシンプルで理解しやすいと評価されています。
これにより、学習者は無駄なく効率的に学習を進めることができます。
6.スキマ時間の活用
各講座の動画が短時間で構成されているため、日常の隙間時間を利用して学習を進めることができます。
総じて、スタディング簿記講座は、簿記の学習を始めたい方や、自分のペースで学習したい方、
さらにはコストパフォーマンスを重視する方におすすめの講座と言えるでしょう。
受講形態オンラインWEB通信メリット1.早期の基本インプット
短期集中学習:最初の数日間は、簿記の基本的な概念や用語を一気に学ぶこと。これにより、後の学習がスムーズに進む基盤を築くことができます。
ビジュアル教材の利用:図やイラストを多用したテキストや動画教材を使用して、視覚的に情報を吸収。複雑な概念もイメージしやすくなります。
2.問題や過去問によるアウトプット練習
定期的な模擬試験:学習内容を定着させるために、定期的に模擬試験を受けること。これにより、実際の試験に近い状況での対策が可能です。
過去問題の繰り返し解答:過去の試験問題を何度も解くことで、出題傾向や自身の苦手分野を把握。効率的な学習計画を立てることができます。
3.AIを駆使した効率的な学習システム
個別対応型AIチューター:AIが学習者の弱点や進捗を分析し、最適な学習計画や教材を提供。個別のニーズに合わせた指導が受けられます。
自動採点&フィードバック:問題演習後、AIが自動で採点し、間違いや改善点を具体的にフィードバック。効果的な復習が可能となります。
これらの工夫を組み合わせることで、短期間での合格を目指すことができるでしょう。特に、AIを活用した学習システムは最新の技術を駆使しているため、従来の学習方法よりも高い効果が期待されます。
対象者初学者・経験者学習スタイル1.ビデオ講座(講義動画):
各科目の詳しい解説が含まれている。
合計約32時間の内容。
1日1時間の視聴で、約1ヶ月で全講座を完了可能。
2.WEBテキスト:
A5版冊子換算で1095ページ分。
ビデオ講座の内容を補完する形で提供。
3.問題集:
スマート問題集、セレクト過去問集、13年分テーマ別過去問集の3種類。
学習内容の確認と理解深化のための資料。
4.合格模試:
宅建士試験の形式を採用した4肢択一式、50問のテキスト。
過去の出題問題を基に、出題傾向の高い論点を厳選して制作。
5.学習のアクセス性:
スマートフォンやパソコンからアクセス可能。
スキマ時間でも学習可能。
6.学習サイクル:
基本的な内容の早期インプット。
問題や過去問を使ったアウトプット練習。
この講座は、最新のテクノロジーを活用して、効率的な学習サイクルを提供していることが特徴です。ビデオ、テキスト、問題集、模試という多様な教材を組み合わせることで、学習者の理解を深めるサポートをしています。
スタディング 簿記講座

以下は、スタディング簿記講座の主なコースと価格情報です。

コース名価格備考
簿記3級・2級セットコース[2023年検定対応版]
+Q&Aチケット10枚
一括 ¥21,800
分割例月々 ¥1,964×12回
3級と2級の合格を目指すコース。
受講期限:2024年3月末
簿記2級合格コース[2023年検定対応版]
+Q&Aチケット5枚
一括 ¥19,800
分割例月々 ¥1,784×12回
2級合格を目指すコース。
受講期限:2024年3月末
簿記3級合格コース[2023年検定対応版]一括 ¥3,8503級合格を目指すコース。
受講期限:2024年3月末
簿記1級合格コース[2024年検定対応版]
+Q&Aチケット10枚付
一括 ¥66,600
分割例月々 ¥5,700×12回
1級合格を目指すコース。
受講期限:2024年12月末
簿記2級・1級セットコース[2024年検定対応版]
+Q&Aチケット10枚付
一括 ¥69,300
分割例月々 ¥5,900×12回
2級・1級合格を目指すコース。
受講期限:2025年3月末
簿記3・2・1級セットコース[2024年検定対応版]
+Q&Aチケット10枚付
一括 ¥72,600
分割例月々 ¥6,200×12回
3・2・1級合格を目指すコース。
受講期限:2025年3月末
スタディング簿記講座の主なコースと価格

冊子版商品

コース名価格備考
簿記1級合格コース 冊子版テキスト(2024年版)¥13,970基本講座のWEBテキストを印刷、製本。簿記1級合格コースの購入者のみ購入可能
スタディング簿記講座の主なコースと価格(冊子版)

この表は、各コースの価格とその主な内容を示しています。各コースには、動画講義やWEBテキスト、問題集などの教材が含まれており、上位のコースにはさらに追加の教材やサービスが提供されています。これらの講座は、場所を選ばず学習できるシステムと、絞り込んだカリキュラムで忙しい人でも完走しやすいとされています。

スタディング 簿記講座は、短期間で合格した人々の勉強法を徹底的に研究することで開発されたオンラインWEB通信講座です。スタディングに蓄積された膨大な学習データと日々の学習履歴から、AIがスコアを予測します。忙しい方でも効率的に勉強ができるように、限られた自宅学習に加えスキマ時間も有効に活用する学習に最適化されています。

※スタディング簿記講座の動画講義は、「試験によく出る」「書籍では分かりにくい」ところを重点的に扱い、1本5分~15分程度の動画にまとまっているため、効率よくインプット学習が進みます。動画講座を活用することで、移動中でも手軽に学習できます。再生速度も、通常速、1.5倍速、2倍速などに調節でき、慣れてきたら倍速など、自分の理解度に合わせた学習が可能です。

スタディング簿記講座のAI問題復習機能

  1. 復習スケジュール
    人は一度覚えたことでも時間が経つと忘れてしまうものです。 問題を解いた履歴から理解度を集計し、 最適な復習スケジュールが組み立てられます。間違えた問題は短い間隔で出題されるので苦手な問題でも覚えることができます。
  2. 復習問題を自動的にピックアップ
    AI問題復習機能を開けば「今日復習すべき問題」がお知らせされます。復習する問題探しも計画もAIにおまかせできるので 試験までの限られた時間の中でも効率よく力がつきます。

大手資格学校で長年経験のある講師経験のある講師陣による講義!

簿記の難しさに挫折してしまう受験生が多くいますが、完璧でなくとも先へ足を進めることこそ合格のために大事なことです。なので途中で挫けることなく、着実にステップアップしてほしいという思いを込めて、スタディング簿記講座の教材は、基本講義、スマート問題集、トレーニング、実力テストと、一段ずつステップアップできるような難易度で開発されています。

スタディング 簿記講座は、無料でオンライン講座が体験できます

※無料登録で「よく出る仕訳一問一答集60」をプレゼント

簿記<オンライン通信教育・独学>

ランキング3位 クレアール 簿記講座

クレアール簿記講座
クレアール簿記講座
スクロールできます
学校名資格★学校 クレアールおすすめポイント・クレアール独自の効率的学習法「非常識合格法」
・映像専用学習「Vラーニングシステム」
・マルチデバイス対応Web通信講座
受講形態オンラインWEB通信メリット・学習を広げすぎないことが合格への近道
・クレアール独自の映像専用学習システム
・Webに特化したこだわりの配信スタイル
簿記3級コース
(主なもの)
・3級パック:16,000円
・3・2級講義パック:50,000円
・3・2級マスター:58,000円
・簿記検定マスター:172,000円
配信スタイルクレアールの映像講義はWindowsだけでなく、
Mac、スマートフォン、タブレットを使用できる
「マルチデバイス対応」
簿記2級コース
(主なもの)
3・2級マスター Web通信:58,000円
・3級パック:16,000円
・2級パック:53,000円
簿記1級コース
(主なもの)
・1級講義パック:132,000円
・1級ストレートフルパック(2024年11月目標):145,000円

クレアール 簿記講座は、Web学習に最適化された講義動画を中心としたオンラインWeb通信講座です。キャンペーンを多く行っており、資料請求をするとパンフレットに割引情報の記載、割引クーポンの同封などがあります。クレアール独自の効率的学習法「非常識合格法」で高い合格実績を誇ります。

※クレアール簿記講座では、パソコンの画面上で試験を受験できる日商簿記ネット試験(3級・2級)の演習機能を搭載した「ネット試験(CBT)トレーニングシステム」が導入されています。ネット試験(CBT試験)では、ネット試験特有の出題形式に慣れておくことが重要です。ネット試験を忠実に再現した「CBTトレーニングシステム」で、CBT試験本番に向けた問題演習ができます。

  1. クレアール独自の効率的学習法「非常識合格法」
    クレアールは、ムダな部分を徹底的に省いて確実に合格を狙う学習指導を行っています。合格のために必要最小限の範囲の学習をしっかりすることが合格への近道だと考えられており、必要最小限の時間と労力で合格するためにこの部分を徹底的に学習していくアプローチを取っています。
  2. 映像専用学習「Vラーニングシステム」
    Vラーニングシステムとは、効率の高い学習ができるシステムです。自分のペースで学習に取り組むことができ、学習したいと思った時にすぐその場で取りかかることができる、通信講座のための学習コンテンツです。
  3. マルチデバイス対応Web通信講座
    クレアール簿記講座は、①クロマキー合成による鮮明な映像 ②早見再生が可能 ③パワーポイント等の資料はダウンロード可能 ④音声ダウンロード可能、の4つの特徴により、Windows、Mac、スマートフォン、タブレットで視聴可能でデバイスを選ばず学習できます。

クレアール 簿記講座は、資料請求で割引情報がゲットできる

※割引情報のほかクーポン券が入っている場合があります

通学・通信講座ランキング

次に、校舎を構えて教室にて通学講座を中心として開講している学校・予備校のサービスを解説していきます。

簿記<通学・通信>

ランキング1位 資格の大原 簿記講座

資格の大原簿記講座
資格の大原簿記講座
スクロールできます
学校名資格の大原おすすめポイント・3,216名もの合格者を輩出
・大原の会計ノウハウを満載した教材
・簿記を知り尽くした受験指導のプロが徹底指導
・長年の簿記教育のノウハウを凝縮したカリキュラム
・万全のフォロー・サポート
・統一試験・ネット試験(2級・3級)に対応した大原の合格戦略
・”いつでも””どこでも”学習できる
受講形態通学・通信講座メリット・充実のオリジナル教材、専任講師によるきめ細かい指導
・2つの受講スタイルを選べる
・自分の都合に合わせていつでも好きな時に繰り返し学習できる
対象者初学者・経験者配信スタイル資格の大原の講義は教室講義だけではなく
Web通信・映像通学・中継クラス・教室VTRクラスなどの
受講形態が選択可能。教室講義を欠席してもすぐにフォローできます。
簿記3級対象コース
(主なもの)
3級・2級W合格コース:78,700円~
・3級合格コース:23,500円~
簿記1・2級対象コース
(主なもの)
・2級合格コース:67,100円~
・1級合格コース:97,800円~

資格の大原 簿記講座は、教室での講義をメインとしながらWebやVTRでの通信講義も活用した通学・通信講座です。

資格の大原の合格コースには、ネット試験用『模擬試験プログラム』(PC受験)が標準装備されています。①PC上で本試験仕様の模擬試験 ②弱点把握と補強 ③効果的な解き直しのサイクルで実力向上を実感できるようになっており、統一試験で万が一不合格となってもPC受験で再チャレンジすることで短期間の合格を目指せます。

簿記合格後に、税理士・公認会計士など次の資格へステップアップする方が多くいるため、次のステップを考えている方には特におすすめの学校になります。

資格の大原の7つの特徴

  1. 3,216名もの合格者を輩出
    高い合格実績が、資格の大原の簿記講座の質の高さを証明しています。2021年度実施日商簿記検定(第158回・第159回・第160回・ネット試験)において、大原生の合格者は3,216名(日商1級・2級・3級の合格者のべ人数)にも達しています。
  2. 大原の会計ノウハウを満載した教材
    資格の大原 簿記講座の教材は、受験指導のプロである講師が作成した、図解を多用して分かりやすさが追究されたオリジナル教材です。本試験に即した内容で、大原の教材だけで合格を目指せます。
  3. 簿記を知り尽くした受験指導のプロが徹底指導
    資格の大原簿記講座では、経験豊富な受験指導実績を持つ専任講師が指導してくれます。そのため合格まで受講生をしっかりバックアップしてくれます。
  4. 長年の簿記教育のノウハウを凝縮したカリキュラム
    資格の大原のカリキュラムには、長年の簿記教育で培ったノウハウを凝縮されています。そのため、無理なく確実なステップアップが目指せます。
  5. 万全のフォロー・サポート
    受講生が安心して学習に集中できるよう、質問制度や自習室の整備などのフォロー体制が充実しています。
  6. 統一試験・ネット試験(2級・3級)に対応した大原の合格戦略
    資格の大原ではネット試験用の模擬試験でネット試験の練習ができます。またネット試験特有の「過去問がない」という悩みにも対応。資格の大原の合格セットでは本試験に即した問題が用意されています。ネット試験の受験も安心です。
  7. “いつでも””どこでも”学習できる
    対面指導に定評のある資格の大原は、オンライン上でも同じような学習ができるようにリアルタイムのコミュ二ケーションが図れるWebライブ授業や、従来のWeb通信講義を進化させた授業など、資格取得のための学習をより充実させています。もちろんライブ授業の欠席時の補講や復習に便利なスタジオ収録のWeb講義も標準装備されているので安心して学習できます。

通学講座

  • 特徴:決まった日程・時間に大原に通学し、教室で講義を受ける学習スタイルです。大原の専任講師の熱意あふれる講義を、同じ目的を持った仲間と一緒に受講します。欠席フォローや振替出席制度などのサポートも充実しています。
  • メリット:①講師の熱意がダイレクトに伝わる臨場感! ②疑問があったら即解消! ③通学することで学習ペースを一定に保てる ④安心の欠席フォロー ⑤一部の講座では プロジェクター投影を用いた大原オリジナル講義 ⑥人気講師のクラスに出席!中継クラス・教室VTRクラス

オンラインWEB通信講座

  • 特徴:インターネット環境があれば、いつでもどこでも、大原の講義が受講できます。Webならではの便利な機能が充実しており、大きな学習効果が得られます。Web通信は、教室の講義を収録した映像とデジタルコンテンツを駆使した1講義60分の「時間の達人シリーズ」の2つの講義スタイルから選択が可能となります。
  • メリット:①人気講師の教室講義を映像で学習 ②デジタルコンテンツを駆使した60分講義で学習【時間の達人シリーズ】 ③スピード再生機能で効率的に学習できる ④模擬試験を教室で受験できる ⑤パソコン・スマートフォン・タブレット端末も視聴できる ⑥講義動画をアプリにダウンロードできる

資格の大原 簿記講座について詳しく知りたい方は、まずは無料の資料請求!

※割引情報などが入っている場合があります

簿記<通学・通信>

ランキング位 資格の学校TAC 簿記講座

資格の学校TAC簿記講座
資格の学校TAC簿記講座
スクロールできます
学校名資格の学校TACおすすめポイント・すべてがプロのTAC講師陣
・無理なく実力がつく合格カリキュラム
・分かりやすさ、受験生の使いやすさを追求したTAC自慢の合格教材
・ライフスタイルに合わせて選べる学習メディア
・安心・充実のフォロー制度
・お得な割引制度
受講形態通学・通信講座メリット・全国各地の空き教室を利用した無料の自習室が利用できる
・授業に欠席しても他のクラスに自由に振り替えて出席することが可能
・講師に直接・電話・メールで質問でき、疑問点はすぐ解決できる
対象者初学者・経験者配信スタイル・通学スタイルでは教室講座、ビデオブース講座を選択可能
・スマホ、タブレット、PCで講義動画を繰返し視聴可能。
動画、音声ともにダウンロードもできる。テキストもデジタル版で提供
初学者対象コース
(主なもの)
3・2級ステップ合格本科生:84,000円~
・3級合格本科生:25,400円~
・2級合格本科生:71,000円~
・1級合格本科生:165,000円~
経験者対象コース
(主なもの)
・1級上級合格本科生/1級アドバンス合格本科生:126,000円~

資格の学校TAC 簿記講座は、教室で講師による生講義で白熱した環境で学習でき、かつWebでの通信講義もできる通学・通信講座です。資格の学校TACの簿記講座では、長年の指導ノウハウを活かした無駄のない教材・カリキュラムを提供しており、忙しい学生や社会人でも学習を両立できるようになっています。

資格の大原と同様に、簿記合格後に税理士・公認会計士など次の資格へステップアップをする方におすすめです。

資格の学校TACの6つの特徴

  1. すべてがプロのTAC講師陣
    TAC簿記検定講座の講師陣は、日商簿記検定合格や難関会計系資格を取得した簿記の専門家です。受講生の反応をみながら、分かりやすい講義が行われます。
  2. 無理なく実力がつく合格カリキュラム
    講義と問題演習の効果的・効率的な組み合わせで、合格に必要な答案作成能力が身につきます。また、学習期間に応じた様々なコース設定で、自分に適したコースを受講できます。
  3. 分かりやすさ、受験生の使いやすさを追求したTAC自慢の合格教材
    分かりやすさ、使いやすさを追求した教材で知識と実戦テクニックを養成。カリキュラムと教材は連動しているのでTACの教材のみで学習が完結します。
  4. ライフスタイルに合わせて選べる学習メディア
    受講生1人1人が無理なく無駄なく学習できる多数の学習メディアが用意されています。自分のライフスタイルにあった学習メディアを選べます。
  5. 安心・充実のフォロー制度
    Webフォロー標準装備(通学メディア本科生限定)、豊富な質問制度、通信生が教室受講できるスクーリングなど、安心・充実のフォロー制度が充実しています。
  6. お得な割引制度
    簿記3級から簿記2級へ、簿記2級から簿記1級へ、または別の資格のコースを受講する場合、割引制度があります。

通学講座

  • 特徴:決まった日程・時間に資格の学校TACに通学し、教室で講義を受ける学習スタイルです。講師と受講生との「顔の見える関係」を重視し、長い学習期間を最後まで熱い講義でサポートしてくれます。欠席フォローや振替出席制度などのサポートも充実しています。
  • メリット:①専任講師による高い講師力 ②不明点も即解消できる質問受付。さらに教室にいなくても電話・メールでの質問対応可能 ③通学することで学習ペースを一定に保てる ④安心の欠席フォロー

オンラインWEB通信講座

  • 特徴:PC・タブレット端末・スマートフォンを使っていつでもどこでも資格の学校TACの講義が受講できます。講義動画・音声はダウンロード可能なので、通信料を気にせず外出先でもスキマ時間に学習可能。校舎が遠くて通学できない方、通学の往復時間がもったいないと感じる方でも手軽にTACの授業が受けられます。
  • メリット:①Web講義・音声講義でいつでもどこでも繰返し講義を受けられる ②Web講義動画・音声はダウンロード可能で通信料や通信環境を気にしなくてOK ③スピード再生機能で効率的に学習できる ④パソコンだけでなくスマートフォン・タブレット端末でも視聴でき、スキマ時間での学習が可能 ⑤質問も電話・メールでできる

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※クーポン・割引情報などが入っている場合があります

簿記<通学・通信>

ランキング位 資格スクール大栄 簿記講座

資格スクール大栄簿記講座
資格スクール大栄簿記講座
スクロールできます
学校名資格スクール大栄おすすめポイント・わかりやすい教材・カリキュラムだから「続けられる」
・一人ひとりのペースに合わせて合格に導いてくれるから「あんしん」
・そばにあるから「通いやすい」
受講形態通学・通信講座メリット・科学的なデータに基づいた「挫折しない」「続けられる」受講管理
・通学講座ならではの独特の緊張感、スケジュール管理が可能
・講義動画による学習も可能で欠席時のフォローや繰返し学習ができる
対象者初学者・経験者配信スタイル・全国50拠点以上の直営校に通学可能
・総合的な学習サポートシステム「Link Academy Online」で
講義動画によるオンデマンド学習が可能。
開講コース・簿記3級講座(BK3):本科講座 16回+答案練習講座 18回、期間2カ月~
・簿記2級講座(BK2):本科講座 36回+答案練習講座 30回、期間4カ月~
・簿記1級講座:125回、期間6ヶ月~
講座内容(例)・本科講座
・答案練習講座
・統一模試
・直前ゼミ

資格スクール大栄 簿記講座は、教室での講義をメインとした通学・通信講座です。短時間でも効率的に学習を進められるよう、大栄独自のテキストを使用しています。また長年にわたる合格ノウハウがしっかり詰め込まれており、わかりやすい解説と的確な設問で着実に実力がつくようになっています。

※資格スクール大栄簿記講座では受講生1人ひとりにオーダーメイドした答案練習の「ForYou答練」が提供されます。苦手に合わせたピンポイント答練システムで、取り組むたびに合格に近づけます。

資格スクール大栄の3つの特徴

  1. わかりやすい教材・カリキュラムだから「続けられる」
    楽しみながら資格取得を目指せるテキスト、初学者でも着実に実力が身につくカリキュラム構成になっているので、学習を最後まで続けられます。
  2. 一人ひとりのペースに合わせて合格に導いてくれるから「あんしん」
    担当のカウンセラーが個別にカウンセリングをしてくれ、学習スケジュールや学習の進捗度合などを見て一人ひとりに合った提案をしてくれます。
  3. そばにあるから「通いやすい」
    全国各地に校舎を開講しているから、仕事しながら・大学に通いながらでも通いやすくなっています。

通学講座

  • 特徴:決まった曜日・時間帯に定期的に校舎に通学する学習スタイルです。受講生の理解の様子を見ながら講師が授業を進めます。生講義独特の緊張感が学習効率を高めてくれます。定期的に校舎に通うため、スケジュール管理がしやすいのも特長です。
  • メリット:スケジュールにしたがって定期的に通学することで、学習するリズムや習慣が身につきます。また授業のカリキュラムは、試験の傾向等本試験の分析に基づいて作成されているので、定期的に通学することで授業と復習のサイクルにより学習する習慣が身につきます。さらに同じ教室の受講生同士の交流や、情報交換ができるのも通学講座の魅力です。

オンラインWEB通信講座

  • 特徴:自分の都合に合わせた日時に予約し、通学受講する学習スタイルです。映像講座用に収録された単元ごとのコンテンツを見ながら学習します。定期的な授業への出席が難しい方、自分のペースで学習したい方、また超短期での資格取得を目指す方などには最適です。オンデマンド講座の学習には、学習サポートシステム「Link Academy Online」を利用します。
  • メリット:①初心者も気兼ねなくマイペース学習 ②時間を有効に使える予約学習 ③聞き逃しなく理解するまで繰り返し学習 ④質問は質問相談に記載することで気軽に簡単に可能 ⑤Link Academy Onlineによる総合的な学習サポートにより、受講生1人の学習に対しきめ細やかなサポートを受けられます。

資格スクール大栄 簿記講座の無料パンフレット請求・オンライン説明会・無料体験はこちらから

※オンラインでの説明会・無料体験を希望の方は、まずパンフレットを請求しカウンセリングを予約してください

簿記<通学・通信>

ランキング4位 LEC(東京リーガルマインド) 簿記講座

LEC 簿記講座
LEC 簿記講座
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学校名LEC(東京リーガルマインド)おすすめポイント・選べる講義
・安心の視聴期間
・選べる学習方法
・受験を知り抜いた講師陣
受講形態オンラインWEB通信メリット・他のスクールよりリーズナブルな価格
・学習効果の高いカリキュラムと講義で短期間で合格に近づける
・重要箇所と不要な箇所でメリハリをつけた講義で効率的に学習
・知識ゼロの方が最終的な仕上げまでを行うために必要な要素を網羅
・学習の継続しやすさ、情報量、学習効率の高さから
合格可能性を高めてくれる
対象者初学者・経験者配信スタイル・WEB通信
・DVD通信
開講コース
(主なもの)
3・2級パーフェクトパック:66,000円~
・3級パーフェクトコース:17,600円~
・2級パーフェクトコース:60,500円~
・1級パーフェクトコース:122,000円~
※合格お祝い金あり
割引制度・特典・他資格受験生割引
・LEC簿記受講生割引
・合格お祝い金 1級 30,000円 /2級 8,000円 /3級 5,000円
・退職者・離職者応援割引

LEC(東京リーガルマインド)簿記講座は、教室での講義をメインとしながらWebやVTRでの通信講義も活用した通学・通信講座です。LEC(東京リーガルマインド)では、わかりやすいだけでなく学習を効率化するための講師・教材を提供しています。

※LECでは「ネット試験」対策ができる「Web模試」が用意されています。ネット試験本番に向けての対策として活用できます。

LEC(東京リーガルマインド)の4つの特徴

  1. 選べる講義
    経験豊かな講師は教え方にもそれぞれに独自の工夫をこらしているため、重要論点や理解できないところで2人の講義を聴いてみる、といった使い分けができます。
  2. 安心の視聴期間
    3級・2級の配信期間は、いつ申込しても同じ日数視聴可能となっています。また難易度が高く再受験の方も多い1級は、次回検定まで配信しています。
  3. 選べる学習方法
    通学講義・通信講義の2つの形態を提供。それぞれのメリット・デメリットを踏まえてご自身に最適な方法で学習できます。
  4. 受験を知り抜いた講師陣
    独学では身につかないメリハリのついた知識について、LECの精鋭講師陣が難しい内容でも易しい内容に置き換えて教えてくれます。

通学講座

  • 特徴:講師に直接質問したい方、受験仲間が欲しい方、カリキュラムに沿って学習を進めたい方などにはおすすめです。
  • メリット:①メリハリとモチベーションを維持しやすく挫折の心配が少ない ②直接講師に質問できる ③自宅でも復習可能な「自習フォロー」

オンラインWEB通信講座

  • 特徴:LEC(東京リーガルマインド)簿記講座 通信の受講形態には、WebとDVDの2種類の受講方法があります。時間の短縮やスキマ時間の学習など、学習の目的に応じた効率的な学習が可能となります。
  • メリット:①ネット環境とパソコン、スマホ、タブレットがあれば学習可能。電車の移動中などのスキマ時間でも受講できる ②倍速再生で時間短縮が可能。講義時間短縮や復習時にも便利 ③講義の音声をダウンロードできるので、携帯電話や音楽プレイヤーに入れて学習可能 ④疑問・不安があっても「教えてチューター」でネット上から質問・相談できる

LEC(東京リーガルマインド) 簿記講座について詳しく知りたい方はこちら!

※クーポン・割引情報などが入っている場合があります

簿記の専門学校のランキング

ここでは簿記講座を開講している専門学校について解説していきます。

簿記<専門学校>

ランキング1位 大原学園専門学校 経理ビジネスコース/事務・経理職専攻コース

大原学園専門学校経理ビジネスコース/事務・経理職専攻コース
大原学園専門学校経理ビジネスコース/事務・経理職専攻コース
スクロールできます
学校名大原学園専門学校おすすめポイント・実践的なカリキュラムで即戦力として活躍できる
・就職に有利な資格を数多く取得できる
・実務に役立つパソコン実習が豊富
・簿記とパソコン知識を中心に学習し、さまざまな事務職に対応
受講形態通学講座メリット・大原学園の長年の培われたノウハウを蓄積したカリキュラム
・学習に集中して取り組むことで短期間での合格を目指せる
・学習仲間と切磋琢磨できモチベーションが維持できる
対象者初学者目標取得資格・日商簿記検定1・2級
対象コース・経理ビジネスコース
・事務・経理職専攻コース
将来の職業

大原学園専門学校の経理ビジネスコース/事務・経理職専攻コースは、2年間の学生生活でしっかり学習し、基礎を固めた上で簿記合格などを目指すコースです。特に若い方で将来経理職を目指している方が、みっちりと勉強してキャリア形成を図る場合には適したコースとなっています。

大原学園専門学校の4つの特徴

  1. 実践的なカリキュラムで即戦力として活躍できる
  2. 就職に有利な資格を数多く取得できる
  3. 実務に役立つパソコン実習が豊富
  4. 簿記とパソコン知識を中心に学習し、さまざまな事務職に対応

経理・財務部門リーダー、経理マネジメントリーダー、経営管理、財務管理、金融関係への就職を目指している方には簿記の取得に加え実務に要するスキルも身に付けられる大原学園専門学校がおすすめです。

大原学園専門学校 簿記講座について詳しく知りたい方は、まずは無料の資料請求!

※学校により設置コース・コース名・カリキュラム等が異なりますので、詳細は資料をご請求ください

簿記の資格とは?

簿記とは、企業や商店が日常的に行う多様な経済活動を、特定の規則に基づき記録し、それを基に財務諸表という報告書を作成する一連のプロセスを指します。このプロセスは、関係者に対して企業の財務状況を明示する重要な手段となります。

簿記の知識は、ビジネスパーソンにとって不可欠であり、特に経理の資格を目指す場合には必須です。簿記を学ぶことで、企業の財務状況を正確に把握し、効果的な意思決定を行う能力が身につきます。

簿記検定試験には、日本商工会議所(日商)と全国経理教育協会(全経)が主催するものがあります。全経の試験は主に学生向けであり、一方で日商簿記は資格として広く認知されています。

全経の簿記検定試験は簿記を学習する学生向けの試験ですので、ここでは主に資格として広く知られている日商簿記について説明していきます。

日商簿記検定は、日本商工会議所が主催する評価試験で、1級から初級までのレベルが設定されています。社会人の場合、多くは1級から3級を目指し、レベルが上がるにつれて試験の難易度も高まります。

簿記の目的

会社は、取引を記録するためだけに簿記を行うわけではありません。
簿記は、合理的な経済活動を営むためのツールであり、主な目的は次の2つです。

  1. 会社の経営成績(※)を明らかにする。
    ※ 経営成績とは、会社の日々の経済活動から生じる利益(儲け)の獲得状況
  2. 会社の財政状態(※)を記録する。
    ※ 財政状態とは、資金(現金等)の調達方法とその資金の運用方法

簿記の比較

  • 3級
    財務・会計を学ぶ上での基礎知識を学習。個人商店・事業主、小規模の株式会社の経営状況がわかるようになります。
    → 簿記3級の習得を求める企業も多い。
  • 2級
    株式会社の会計処理・製造業における原価計算の流れなどを学習。ビジネスの基本であるコスト感覚が身に付き、実務に直結した知識を習得できます。
    → 就職活動でアピールできます。
  • 1級
    大企業における連結会計やキャッシュ・フロー計算書、原価分析や経営管理者の意思決定会計を学習。経営管理や経営分析ができるようになります。
    → 税理士試験の受験資格が得られます。上場企業の経営企画、経理、財務部門の管理職に必要な知識が身に付きます。

簿記の難易度

日商簿記検定は、日本商工会議所が主催する簿記能力の評価試験で、主に4つのレベルがあります。
一般的には、社会人では1級から3級程度を受験したいと考えている人が多く、1級に近づくほどその難易度は向上してくることになります。

  • 日商簿記1級
    • 最も難易度が高く、簿記・会計の専門知識を持ち、実務経験者レベルが前提とされています。このレベルでは、簿記の基本的な取引や会計処理だけでなく、財務諸表の作成や分析、税務処理など幅広い知識が求められます。1級になると4科目も存在する試験に合格しなければならなくなりますので、その合格率はわずか10%程度になります。
  • 日商簿記2級
    • 中級レベルで、簿記の基本的な知識や実務経験があることが前提とされています。このレベルでは、取引事例に基づいた仕訳や試算表・貸借対照表・損益計算書の作成など、実務でよく使われる簿記処理が主な対象となります。2級以上になると計算力より高い理解力が求められるようになりますので、それだけ合格率も落ちていく傾向にあります。具体的には、20%の人しか合格することができなくなりますのでかなりの勉強時間が必要です。
  • 日商簿記3級
    • 初級レベルで、簿記の基礎を学び始めたばかりの方や実務経験が浅い方向けの試験です。このレベルでは、簿記の基本的な概念や仕訳、帳簿の作成方法などが対象となります。3級に関しては初心者であっても十分に受けられる程度の難易度になっていますので、その合格率もそれほど低くはありません。半分程度の人が試験に合格できると考えられています。
  • 日商簿記初級
    • 日商簿記検定初級は、簿記の初心者向けの試験で、最も基本的な簿記知識を評価する試験です。初級試験は、簿記の基本的な概念や用語、簡単な仕訳の記入方法などが対象となります。そのため、3級や2級、1級に比べると、難易度はかなり低くなります。

これらの難易度は、1級が最も高く、初級が最も低いです。ただし、それぞれのレベルに応じた適切な学習と練習が必要で、簿記の知識を身につけることで、会計や経理などの実務で活用できるようになります。

簿記の難易度については以下のページで詳しく解説しています。

簿記のメリット

  1. ビジネス全般
    ビジネスのあらゆる場面で簿記の知識が必要となります。
    営業部門であれば、得意先の経営分析に基づいた提案やコンサルティングを行うことができるため、安定した取引に活かすことができます。
    また、業種を問わず独立開業した場合に経営者は「売上」「仕入」「経費」「資金繰り」など会社の状況を帳簿から判断し、的確な判断を行わなければなりません。その際に財務諸表の持つ意味を理解するために簿記の知識が必要不可欠となります。
  2. 経理部門
    経理の仕事内容を理解するには簿記の知識が必要不可欠。簿記1級を取得することで上場企業への就転職や経理部門の責任者としての可能性も広がります。
    また、経営企画部門での財務分析やコスト管理等の業務にも必要といえます。
  3. 就職・転職
    簿記の知識を得ることは企業の財務諸表(決算書)を読むための基本を身につけることとなります。
    簿記2級以上を取得していれば、企業の評価も高いため、履歴書における自己PRポイントして有効なばかりでなく、自ら優良企業を見分けることで、就職先の企業研究など多くの場面で活かせることとなります。
    特に再就職戦線においては大きな武器となるでしょう。
  4. 大学の講義・単位認定
    経営学部・商学部等会計系の講義を履修している大学生にとっては、簿記の知識がそのまま活かせ、他の学生と差別化ができます。
    また、一部の大学は簿記検定の取得が単位として認定される場合もあります。
  5. 大学受験
    大学センター試験では、「簿記・会計」という科目も存在し、主に歴史科目や数学・理数科目の代わりに選択することができます。
    また、一部の大学は一般入試や推薦入試でも、簿記取得が大きな武器になることもあります。
  6. 会計資格の登竜門
    日商簿記検定試験は年に3回の受験チャンス(1級は年2回)があり、学習期間も比較的短いため目標が立てやすく、初めての会計科目学習として人気の高い資格です。
    また、税理士や公認会計士といった難関資格を目指すうえで基礎となる知識であり、その後のステップアップに有利です。その他、中小企業診断士、建設業経理士や国税専門官などの公務員試験でも簿記の知識が活かせる試験も多数あります。
  7. 家計管理・支出の見直し
    簿記の3級、2級で学習する知識は、家計管理や支出の見直しにも活かすことができます。主婦の方や自営業の方にも簿記取得のメリットがあります。
  8. 経済ニュースの理解
    簿記では企業の経営成績、財政状態を示す「損益計算書」、「貸借対照表」などの財務諸表を学習します。これにより経済新聞や経済誌の内容がより理解できるようになります。
  9. 資産運用の基礎知識
    自分の財産は自分で殖やすための「財産運用の基礎知識」としても簿記のニュースは増えており、単にビジネスの知識という枠にとらわれない資格です。

その他簿記検定試験に関する情報

試験範囲の改定や簿記資格取得後のステップアップ等の情報はこちらです。

日商簿記試験範囲の改定についての情報

2023年度の日商簿記2級の試験範囲には変更はありません。つまり、前年度の2022年度と同じ試験範囲となります。以下はいくつかの出題傾向と対策についてです:

  • 難問が出題されにくくなっており、基本的な問題が多く出題されます。
  • 第1問の仕訳問題の出題範囲が広くなっています。
  • 第2問では連結会計か株主資本等変動計算書が出題されることが多いです。
  • 第3問では本支店会計も出題される可能性があります。
  • 理論問題の出題は少なくなっています。

日商簿記検定試験2級の試験範囲改定

現在のビジネスパーソンが仕事で使う実務レベルの簿記を習得することを目的とし、2016年から2018年の3年間にわたり、2級の試験範囲が大幅に改定となりました。その後も度々試験範囲の見直しが行われているため、最新のテキストを用いた学習が必要です。

  • 2016年
    資本剰余金からの配当・株主資本の計数変動・売上原価対立法・クレジット取引・電子記録債権債務・固定資産の割賦購入・ソフトウェア・有価証券の分類と評価・貸倒引当金の個別評価と一括評価・各種引当金・売上の計上基準・サービス業の処理
  • 2017年
    課税所得の算定方法・圧縮記帳・リース取引・外貨建取引・連結会計
  • 2018年
    税効果会計・アップストリーム(連結会計)・製造業を含む会社の決算処理

日商簿記検定試験3級の試験範囲改定

  • 2019年
    • 個人商店・事業主→小規模の株式会社(個人事業主も実務に合った内容に改定)
    • 2級から移行される主な内容
      電子記録債権及び電子記録債務・消費税・クレジット売掛金・株式の発行・法人税等・月次決算
    • 削除される主な内容
      有価証券(2級へ移行)、商品販売の値引き(削除)

簿記合格後のステップアップを考えている方は…

「資格の大原」「資格の学校TAC」「資格スクール大栄」「クレアール」「スタディング」は簿記合格後税理士等会計科目のステップアップを目指す方におすすめの学校です。
通学講座だと大原・TAC・大栄、通信教育講座だとクレアール、スタディングは税理士講座があるため簿記合格後にそのまま移行しやすいからです。(日商簿記検定1級合格者は税理士試験の受験資格が与えられます。)社会保険労務士や中小企業診断士にステップアップしたい方は「フォーサイト」も人気です。

また、簿記試験合格者のステップアップの進路としては、税理士の他にFP(ファイナンシャル・プランナー)公認会計士中小企業診断士社会保険労務士…などが人気があります。
>> 簿記の資格からのステップアップ

日商簿記検定学校の選び方

日商簿記検定に特化した学校としては、資格の大原、資格の学校TAC、大栄、クレアール、スタディングなどが挙げられます。特に、通学講座においては資格の大原、資格の学校TAC、資格スクール大栄が業界最大手とされています。一方で、通信・WEB講座に強い学校としては、クレアールやスタディングが有名です。

これらの学校は、簿記検定だけでなく、税理士試験や公認会計士試験など、会計関連の高度な資格試験においても優れた実績を持っています。講義の質、教材の完成度、指導法などにおいて長い歴史と高い評価を受けており、受講生からの支持も非常に高いです。

選ぶ際のポイントとしては、各学校の教材や講義内容、所在地、受講費用をしっかりと比較することが重要です。さらに、講師の教え方や熱意、教室の雰囲気、通学の便利さなども考慮に入れると良いでしょう。総合的に見て、自分の条件に最も合った学校を選ぶことがおすすめです。

受講費用が安い学校

通信教育専門の講座として、クレアール、スタディング、フォーサイトなどが講座費用において大きな差をつけています。これらの学校は通信・WEB講座に特化しているため、比較的低い費用で受講が可能です。通信・WEB講座に興味がある方は、これらのオプションを検討する価値があります。

また、多くの学校では簿記検定のレベルが上がるごとに割引制度が用意されています。具体的には、3級から2級、そして1級へとステップアップする際の割引や、再受講割引、パック割引などがあります。さらに、優待券や教育訓練給付金を活用することで、10~30%程度の費用削減も可能です。

最新の割引情報や特典は、各学校のパンフレットや公式ウェブサイトで確認することが推奨されます。総合的に考慮して、自分に最適な講座を選ぶことが重要です。

簿記の学校に通うために必要なもの


簿記の学校に通うか、通信教育を受けることが決まった場合、テキストを手に入れるだけでなく、他にも準備が必要です。特に、日商簿記検定試験においては、12桁の電卓が必須とされています。この電卓は、簿記の学校で購入することも可能ですが、他の方法で安価に手に入れることもできます。

一般的な家電量販店やオンラインショップで比較検討することで、よりお得な価格で購入することが可能です。また、中古品を探す、または学校や受験生同士で情報を共有することで、コストを抑える方法もあります。

電卓の選び方にも工夫が必要です。例えば、機能や使い勝手、耐久性などを考慮に入れて選ぶことが推奨されます。総合的に見て、自分に最適な電卓を選ぶことが、効率的な学習とスムーズな試験対策に繋がります。

>> 簿記・税理士・公認会計士グッズ

簿記試験ガイド

試験ガイド
簿記試験ガイド
ガイド
  • 受験資格
  • 受験申込期間
  • 試験日程
  • 試験内容
  • 受験地
  • 合格発表

日商簿記検定は、簿記初級、原価計算初級、3級、2級、1級とレベル別に分かれています。

次の項目について、詳細を別ページににまとめています。

簿記の試験の詳細

簿記の試験ガイド

日商簿記検定試験は年に3回、2月、6月、11月に開催されますが、1級については2月の試験がなく、年に2回、6月と11月のみの開催となっています。試験は各地域の商工会議所が主催し、試験の詳細は一般的に試験日の約二ヶ月前に公表されます。この際、受験申し込みの日程、試験会場、試験時間などが明らかにされます。

商工会議所によっては、申し込み日程に違いがある場合があります。例えば、在住地の商工会議所で申し込みが締め切られていたとしても、隣接する市や地域の商工会議所ではまだ申し込みを受け付けている可能性があります。

このような情報は、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。特に、1級のように試験回数が限られている場合、各商工会議所の申し込み状況を把握して、計画的に受験申し込みを行うことがおすすめです。

2023年度試験日程カレンダー

※受験申込期間および受験申込場所は、各地の商工会議所、試験施行機関によって異なりますので、統一日に行う試験は試験日の約3カ月前を目途に、受験希望地の商工会議所等にお問い合わせください。
日商PCなどのネット試験は各ネット試験会場にお問い合わせください。

簿記 1級~3級(統一試験)

試験日受験料(税込)
2023年6月11日(日)第164回 1〜3級1級 7,850円
2級 4,720円
3級 2,850円
2023年11月19日(日)第165回 1〜3級
2024年2月25日(日)第166回 2〜3級

簿記 2級・3級(団体試験)

試験日・回受験料(税込)
施行日は各地商工会議所が企業・学校等と調整のうえ決定します。統一試験各回の前後に施行休止期間を設けます。2級 4,720円
3級 2,850円

※2023年4月1日(土)~4月13日(木)、6月5日(月)~6月14日(水)、11月13日(月)~11月22日(水)、2024年2月19日(月)~2月28日(水)は、施行休止期間とします。

簿記 2級・3級(ネット試験)★

試験日受験料(税込)
試験日は、各ネット試験会場が決定します。統一試験各回の前後に施行休止期間を設けます。2級 4,720円
3級 2,850円

※2023年4月1日(土)~4月13日(木)、6月5日(月)~6月14日(水)、11月13日(月)~11月22日(水)、2024年2月19日(月)~2月28日(水)は、施行休止期間とします。

簿記初級(ネット試験)★

試験日受験料(税込)
試験日は、各ネット試験会場が決定します。2,200円

過去の試験情報の詳細を別ページにまとめています。

簿記の試験ガイドの詳細

2016年~2018年にかけて日商簿記検定2級及び2019年日商簿記検定3級の試験範囲の大幅改定により、独学による過去問対策のみでは本試験に対応できなくなりました。そのため、最新の試験傾向を採り入れた学校やテキスト・問題集の選択が重要となります。

簿記の勉強時間の目安

簿記の勉強時間は受験する級ごとに異なります。詳しくは下記ページで詳細に説明しています。

【合格極意】これから簿記試験を目指す人に4STEPで解説!

合格極意
  • 簿記試験に短期間で受かるおすすめの方法は?
  • 独学・通信・通学の学校の比較~私に合っている簿記の学校は?
  • 少しでも費用を安く抑えて簿記試験の勉強をするには?
  • 簿記の学校の口コミ・評判を確認するには?
STEP
日商簿記試験に短期間で受かるおすすめの方法は?

日商簿記試験に短期間で受かる方法を、受験する方の立場ごとに解説しています。

  • 社会人
    忙しくまとまった日商簿記試験の勉強時間がなかなかとりづらい社会人の方には、スキマ時間を活用できる通信の学校がおすすめです。
  • 学生
    まとまった日商簿記試験の学習時間が取れる学生の方は、学習スケジュールがきちんと組まれている通学の学校がおすすめです。
  • 主婦・主夫
    忙しいけれどもまとまった日商簿記試験の勉強時間を取ることも可能な主婦・主夫の方には、通学時間を省略できる通信の学校通学の学校の通信講座がおすすめです。
STEP
独学・通信・通学の学校の比較~私に合っているのは?

日商簿記試験の勉強をするにあたり、独学・通信の学校・通学の学校のそれぞれメリットデメリットを挙げた上で、オススメできる選択肢をランキング形式で解説します。

1位:通信
  • メリット
    • 通学にかかる移動時間を省略できるため、忙しい人には向いている!
    • 講義動画が短く区切られているため、スキマ時間で学習できる!
    • 通学の学校に比べて受講費用が安いことが多い!
  • デメリット
    • 学習スケジュールが定まっていないため、自分でスケジューリングと進捗を管理しないといけない
    • 勉強仲間ができにくいため、自分のレベルの確認やモチベーションの維持が難しい
2位:通学
  • メリット
    • カリキュラムごとに講義日程が組まれているため、学習計画の作成や進捗管理が不要
    • 他の受講生がいることや勉強仲間が作れることで、モチベーションを維持しやすい
  • デメリット
    • 通学に時間がかかる
    • 講義時間が長いためまとまった時間が必要
3位:独学
  • メリット
    • 教材のみを買えばよいので、費用が安い
    • 好きな時間で勉強を開始・終了できる
  • デメリット
    • 教材の品質の判断基準が乏しいため、良質な教材を見極められない
    • 問題の重要度を判別できないため、学習が非効率になりがち
    • 学習ペースの管理の難しさ、テストなどの目標がないこと、勉強仲間の不在などから、モチベーションを保つのがかなり難しい
STEP
少しでも費用を安く抑えて勉強するには?

日商簿記試験の学校を利用する場合も独学の場合も試験勉強には費用がかかります。そこで費用をなるべく抑える方法を解説します。

  • 簿記の学校を利用する方
    • 教育訓練給付金の給付対象講座を受講する
    • 学校が実施するキャンペーン期間に申込する
    • 学校の公式サイトで発行される割引クーポンを利用する
  • 独学の方
    • 実力チェックは学校の実施する模試を利用する
    • どうしても学習が難しい箇所のみ学校の単科講座を利用する
STEP
口コミ・評判を確認するには?

学校の公式サイト・パンフレットの他、生の口コミが聞けるのはTwitter・FacebookなどのSNSです。
下記に主な口コミ・評判を掲載しました。

簿記の学校・予備校の受講料の比較

学校の費用比較
簿記の学校・予備校の費用比較

① オンラインWEB通信教育・独学向きの学校
② 通学講座の学校

それぞれの受講費用と、受講費用が安くなる裏技をご紹介します。

※価格の改定、キャンペーンやセット申込み等により変わる場合がありますので、詳細は最新のパンフレットの入手をおすすめします。

税理士の学校・予備校の受講料が安くなる方法
簿記の学校・予備校の受講料が安くなる方法

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簿記試験の勉強方法

効率的な勉強方法
簿記試験の勉強方法

簿記の勉強方法

簿記は重要なスキルです。以下が簿記を勉強するための一般的なアドバイスです。

  • 独学
    独学で行う場合は過去問題集や参考書などの専門的なテキストを購入する必要があります。
  • スクール通学・オンライン講座・セミナー
    スクールに通ったり、簿記のオンライン講座・セミナー形式のDVDの視聴、商工会議所主催のセミナーへの参加などの勉強方法を選ぶことで効率的な学習ができます。独学よりも理解が深まりますし、受験勉強をする上でのちょっとしたコツや試験日までの準備や試験当日の過ごし方や傾向と対策など、有益な情報やためになるアドバイスももらえて頼もしいです。

簿記を独学するメリット

独学のメリットとしては以下が挙げられます。

  1. 自分のペースで学べる
    人それぞれ学習スピードや理解度が異なります。独学では、自分の理解度に合わせて学習スピードを調整できます。また、必要に応じて学習時間を増やしたり、特定のトピックに焦点を当てることも可能です。
  2. 費用の節約
    簿記の専門スクールやプライベートチューターを利用するとそれなりの費用がかかりますが、独学であれば教科書や参考書、オンラインの無料リソースを使って低コストで学習することが可能です。
  3. 自己啓発
    独学は自己管理能力や主体性を高めることにつながります。自分で学習計画を立て、それを実行することで、自己管理スキルや自己規律性を養うことができます。
  4. 時間と場所の自由度
    独学では、好きな時間に好きな場所で学び続けることができます。通学時間や指定されたクラス時間に縛られることなく、自分のライフスタイルに合わせて学習スケジュールを作ることができます。
  5. 自分の弱点に焦点を当てられる
    学校では全員が進むペースに合わせる必要がありますが、独学の場合は自分の弱点に集中して学習することができます。

簿記を独学するデメリット

しかし、独学のデメリットもあります。例としては以下が挙げられます。

  1. 学習の方向性
    独学では、自分で学習の方向性を決める必要があります。自分一人で適切な学習計画を作成し、学習進度を管理するのは難しい場合があります。
  2. 誤解の可能性
    特定の概念や問題を理解するための適切な説明がない場合、誤解や誤解が生じる可能性があります。専門家や教師に直接質問することが難しいため、自己学習者は誤解を解消するために多くの時間と労力を費やすことがあります。
  3. モチベーションの維持
    一人で学ぶと、モチベーションを維持するのが難しくなることがあります。特に学習が難しくなったときや、進行が遅く感じられるときには特にそうです。
  4. フィードバックの遅さ
    教師や他の学生からのフィードバックがすぐに来ないため、自己評価が難しい場合があります。自分の理解度を正確に把握することは、独学では特に難しい場合があります。
  5. 学習リソース
    必要な教材やリソースを見つけるのが難しい場合があります。また、利用可能なリソースの質も一定ではないため、評価や選択には注意が必要です。

これらのデメリットに対応するためには、自己管理能力や自己規律を養うことが重要です。また、質の高い教材を見つけ、定期的に自己評価を行うことも重要です。また、オンラインの学習コミュニティやメンターを利用して、フィードバックを得たり質問したりすることも一つの解決策です。

簿記の学校に通うメリット

  1. 経験豊富な講師の講義
    簿記の学校に通うメリットは、第一の経験豊富な講師の講義を受けられることです。
    簿記の学習で重要なのは「慣れ」ですが、コレまでに簿記についての勉強をしたことがない人は慣れるまでに時間が掛かってしまい、効率の良い学習ができません。独学では特にその傾向があります。
    その点、簿記に特化した講師の講義を受ければ、分かりやすい説明ですぐに簿記に慣れることが可能なのです。
    その後も講義を受けて分からないところはすぐに質問できるなど、独学とは比較にならないほど効率に優れた学習ができます。
  2. オリジナルのテキスト
    簿記の大手学校では、最新の試験傾向に合わせて毎年テキストの改訂が行われています。特に日商簿記3級・2級はここ数年で大幅に試験範囲が異なっていますので、最新の試験傾向に合わせたテキストが重要であることは間違いありません。
  3. オリジナルの演習問題(答練)
    簿記の学校に通うメリットとしてオリジナルの演習問題を解けるということもあげられます。
    簿記検定の勉強は、基礎的な部分を学んだあとはひたすら問題を解いて出題のバリエーションを学び、試験本番で対応できる実力を身に付けることになります。
    市販の問題集では最新の試験傾向にそっていなかったり、採点を自分でしたりする必要がありますが、専門学校であれば独自に作成された最新の試験傾向の問題が解けるばかりでなく、プロが採点するため、正確な成績が把握できます。
  4. 本番を想定した模擬試験
    さらに、試験本番を想定した模擬問題を出題してもらえることもメリットの一つです。
    日商簿記検定は出題範囲が広範なため、試験において全ての問題が出題されることはありません。
    そこで、講師が出題されそうな範囲を予想し、その部分に重点を置いた模擬問題を作成して試験に備えるのです。

社会人が日商簿記検定の受検を考えるなら、専門学校に通うことが合格への近道だと言えます。

簿記の試験の攻略ポイント

勉強方法のおすすめ

特に時間が限られている社会人にとって、受験予備校に通うことが最も効率的な勉強方法です。日商簿記検定に特化した授業が提供されており、朝・昼・夜といった複数のクラスが設けられているため、仕事が終わった後でも学校に通うことが可能です。受験予備校に通うメリットとしては、確実に勉強時間を確保できる点が挙げられます。

簿記検定試験の傾向

簿記3級は長らく会計基準や税法の改正に影響を受けず、学習内容や試験範囲が安定していました。そのため、過去問演習などで対策が可能とされていました。しかし、近年の試験範囲の見直しにより、2級だけでなく3級においても独学や過去問演習だけでの対策が難しくなっています。

このような状況を考慮すると、受験予備校でしっかりと勉強することが、試験合格への最短ルートと言えるでしょう。特に、専門の指導を受けることで、試験の傾向や対策方法をより深く理解することができます。

簿記の学校・予備校の選び方

簿記の予備校や学校、オンラインWeb通信講座の選び方は、確かに個々のライフスタイル、性格、実務経験などによって大きく異なる場合があります。以下は、それぞれの選び方におけるポイントです。

簿記の予備校・学校の選び方

  1. 授業形態: 朝・昼・夜のどの時間帯に授業があるか確認しましょう。
  2. カリキュラム: 簿記検定だけでなく、税理士試験や公認会計士試験にも対応しているか。
  3. 費用: 受講料や教材費、その他隠れた費用がないか確認が必要です。
  4. 口コミ・評判: 実際に通った人々の評価を参考にすることも有用です。

簿記のオンラインWeb通信講座の選び方

  1. アクセス性: いつでもどこでも学習できるか、特定の時間に制限されているか。
  2. 教材の質: テキストや動画のクオリティが高いかどうか。
  3. サポート体制: 質問や疑問に対するサポートがしっかりしているか。
  4. 費用: 月額制か一括払いか、追加費用がかかる可能性があるか。

これらのポイントを踏まえて、自分自身のニーズに最も合った教育機関や講座を選ぶことが、効率的な学習と成功への第一歩となります。

下記リンクで簿記の予備校・学校の選び方や、近年人気が高まっている簿記のオンラインWeb通信講座の選び方について詳細に解説しています。

独学による簿記の勉強方法

3級

日商簿記の3級に関しては、独学でも合格が可能とされています。ただし、独学の場合は学校に通うよりも時間がかかる可能性があります。また、試験範囲の見直しもあるため、最新のテキストと問題集を用意することが必要です。

2級

一方で、日商簿記2級は試験範囲が大きく変更されており、独学での合格は非常に難しいと言えます。特に2016年~2018年にかけての試験範囲の変更により、過去問だけでの対策は不十分です。出題範囲が3級と比べて大幅に増えるため、専門の指導が必要とされています。

1級

日商簿記1級に至っては、出題範囲がさらに広がり、税理士試験の簿記論や財務諸表論を超えた出題もあります。このレベルでは、専門的な知識と高度なスキルが求められるため、専門の教育機関での学習がほぼ必須となります。

総括

独学での勉強は3級までならば可能ですが、2級以上になると専門の指導が必要となるケースが多いです。特に最新の試験情報や変更点を把握するためにも、専門の教育機関での学習が推奨されます。

独学の勉強方法で簿記を合格する方法

上記の通り、日商簿記検定1級と2級は独学の勉強方法では苦戦を強いられそうですが、それでも短期で合格する方法があります。
独学で勉強したい人におすすめなのは、大手専門学校を利用することです。
独学による簿記の勉強を考えている人の大部分は通学時間と受講費用の問題です。それらを解決できる方法は2つあります。

  1. 一つ目は、本屋で新試験対応のテキストと問題集を使って独学で勉強しておき、試験直前の模擬試験のみ大手学校を利用するという方法です。
  2. 二つ目は、通信教育講座に特化した「クレアール」「スタディング」などを利用することです。最新の試験範囲が網羅できているばかりでなく、試験勉強における重要度による強弱や勉強のペース配分などがわかります。しかも、教室や講師をたくさん抱えていない分受講費用が、かなり抑えられています。

独学におすすめのテキスト

日商簿記1級・2級の対策について

確かに、日商簿記1級と2級に関しては、市販のテキストや過去問集だけでは対策が難しいとされています。新しい試験範囲に未対応のテキストが市場に出回っていることもあり、これに頼ると不十分な対策となる可能性が高いです。

おすすめの対策

  • 大手学校のテキスト: 大手の簿記学校や予備校が提供する最新のテキストは、新しい試験範囲にしっかりと対応しています。これらのテキストは専門家によって作成され、試験の傾向や変更点も詳細に分析されています。
  • 専門の指導: 1級や2級のような高度な試験には、専門の指導が非常に有用です。大手学校や予備校では、専門の講師が個々のニーズに合わせた指導を行っています。
  • 最新の情報: 大手学校や予備校は最新の試験情報を提供している場合が多いです。これにより、試験範囲の変更や新しい出題傾向に迅速に対応することが可能です。

総合的に見て、日商簿記1級・2級の対策には、大手学校の最新テキストを用いることが最も確実な方法と言えるでしょう。

独学と学校受講の違いと模擬試験の重要性

問題演習量と独学

市販のテキストで独学をしている場合、問題演習量が学校に通っている人に比べて少なくなる傾向があります。これは、独学者が自分自身でスケジュールを管理しなければならないため、演習量が確保しにくい場合が多いです。

模擬試験と合格ライン

さらに、独学者は模擬試験や答練(答え合わせの練習)を受ける機会が少ないため、自分が合格ラインにいるのかどうかの判断が難しい場合があります。

大手学校の模擬試験

一方で、大手の簿記学校や予備校では、試験直前期に模擬試験や答練のみを受講するオプションがあります。これは、独学者でも利用できる貴重な機会です。

本試験スタイルでの受講のメリット

模擬試験を受けることで、本試験と同じような環境下での緊張感を事前に体験することができます。これは、試験当日のパフォーマンス向上に非常に有用です。

おすすめ

独学で勉強している方も、大手学校の模擬試験や答練を活用することで、より確実な試験対策が可能です。特に、本試験に近い状況での模擬試験は、試験当日の緊張感を緩和し、自分自身のスキルを正確に評価する良い機会となります。

簿記の標準勉強時間目安

日商簿記試験の勉強時間は、受験する級や各人の学習方法、理解度により変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 日商簿記1級:約500〜600時間
  • 日商簿記2級:約300〜400時間
  • 日商簿記3級:約150〜200時間
  • 日商簿記初級:約80~120時間

簿記1級・2級・3級・初級の勉強方法の違い

簿記試験の目的の級ごとに、難易度や勉強時間が異なります。合格するために最も効率のいい勉強をするためには、級の違いを意識した戦略を実施する必要があります。

以下のリンクでは、級ごとの学習戦略を解説しています。

簿記は年収いくら稼げる?

そもそも簿記資格取得で年収は上がる?

年収に関しては、簿記資格を持っていることに加えて以下に上げる要素によって変わってきます。

  1. 簿記資格のレベル
    簿記3級、2級、1級など、獲得した資格のレベルによって年収に差が出ることがあります。通常、資格のレベルが高いほど専門知識が豊富であるとみなされ、年収が上がる傾向があります。
  2. 職種・業種
    簿記資格を活かす職種や業種によっても年収は異なります。一般的に、経理や財務、会計事務所などの職種で簿記資格を持っていると、年収が高くなることが期待できます。
  3. 職歴・経験
    簿記資格を持っていることとは別に、実務経験やキャリアの長さも年収に大きく影響します。資格だけでなく、実務経験が豊富なほど、年収が高くなる傾向があります。
  4. 企業規模
    企業の規模によっても年収が変わることがあります。一般的に、大企業では年収が高くなる傾向がありますが、中小企業でも簿記資格を持っていることで優遇されることがあります。

簿記資格を持っている方の年収目安

上記で解説した通り、様々な要素によって年収は変わりますが、各資格による年収の目安について解説します。

  1. 簿記1級
    1級は高度な簿記の知識と技術を持っていると認められるレベルで、企業の会計や財務について深く理解しているとされます。このレベルの資格を持つ人は、経理部門のリーダーやマネージャー、財務担当、会計士、税理士等になることが多いです。年収の目安は約400万~700万円以上となりますが、これも企業の規模や業界、地域、その他のスキルや経験によります。
  2. 簿記2級
    2級は一定の実践的な簿記の知識と技術を持っていると認められるレベルです。この資格を持つ人は、経理や財務、会計職に就くことが多いです。年収の目安は約300万円~600万円程度ですが、企業の規模や職務内容によります。
  3. 簿記3級簿記初級
    簿記3級および簿記初級については簿記の基本的な知識を持っていると認められるレベルです。このレベルの資格を持つ人は、一般的には事務職やアシスタントとして働くことが多いです。年収の目安は約200万円~400万円程度ですが、企業や業界、地域により大きく変動します。

簿記の資格は就職に有利?資格の特徴とメリット・デメリットを紹介

簿記資格を取得することで就職に関してどのような影響があるかについてとメリット・デメリットを紹介します。

簿記の資格は就職に有利な理由

  • 企業の採用基準になっていることが多い
    企業では、簿記の資格を持っている人を求めていることが多く、採用基準の一つになっていることがあります。特に、経理部門での求人においては、簿記の資格を必須条件としていることが多いです。
  • 経理や財務の分野で働くことができる
    簿記の資格を持っていると、経理や財務の分野で働くことができます。これらの分野では、簿記の知識やスキルが必要不可欠であり、簿記の資格を持っていることは大きなアドバンテージになります。
  • 仕事の幅が広がる
    簿記の資格を持っていると、一般事務職や経理事務、小規模事業の簿記管理業務など、様々な仕事に従事することができます。また、会計事務所やコンサルティングファーム、銀行など、様々な業界での就職も可能になります。
  • スキルアップができる
    簿記の資格を取得する過程で、簿記の基礎から応用まで幅広い知識や技術を習得することができます。この知識や技術は、仕事に役立つだけでなく、スキルアップにも繋がります。

簿記の資格を持つことによる就職のメリット・デメリット

メリット

  • 収入を上げる可能性がある
  • 専門的な会計や財務の知識とスキルを証明できる
  • 就職の選択肢が広がる
  • 自己啓発や目標達成への意欲を示すことができる

デメリット

  • 学習時間とコスト(教材費や受験料など)が必要
  • 一部の企業や採用者からは、会計や財務関連の仕事に特化しすぎているとみなされる可能性がある
  • 簿記の資格を持っていることが必ずしも高給を保証するわけではない

簿記資格が活かせる就職先

簿記の資格を取得すると、会計や財務の分野で働くことが可能になります。具体的な仕事内容は、簿記の級によって異なります。

  • 簿記1級
    高度な会計知識と技能を持つと認められ、監査法人での仕事、会計コンサルティングファームでの仕事、大手企業の財務部での仕事、経理部でのマネジメントポジションなどが可能になります。
  • 簿記2級
    基礎的な簿記の知識と技能を持つと認められ、一般事務職での仕事、経理部でのアシスタントポジション、会計ソフトウェアのサポート業務、小規模事業の簿記管理業務などが可能になります。
  • 簿記3級
    基本的な簿記の知識と技能を持つと認められ、パートタイムの事務員での仕事、中小企業の簿記管理業務、経理部でのアルバイトや実務研修、小売店の簡単な簿記管理業務などが可能になります。

簿記が転職に有利な6つの理由!

簿記の資格を持っていることは、転職において多くの点で有利に働きます。その理由について解説します。

  • アピールポイントとして活用できる
    簿記の資格を持っていると、即戦力として期待されるケースが多く、転職時にアピールポイントとして活用できます。
  • 資格の需要が高い
    昨今、経理の人手が足りないと言われており、実務経験にこだわらない企業も増えています。そのため、簿記資格の需要は高まっています。
  • さらなるキャリアアップが狙える
    簿記の資格を持っていると、経理のみならず経営全般に関わることもできるようになり、キャリアアップを目指すことが可能です。
  • 多岐にわたる職種で活用可能
    経理職、会計・税理士事務所、コンサルティング会社、金融関連、営業職など、多岐にわたる職種で簿記の知識を活用することができます。
  • 周囲との差別化が可能
    簿記の資格は経理業務以外でも、他の求人応募者との差別化になります。どのような職種でも、ある程度の経理に関する知識、能力はあったほうが望ましく、ビジネスパーソン共通の能力としてアピールできます。
  • 信頼性の向上
    簿記の資格は、あなたが専門的な知識を持っているという信頼性を提供します。これは、会社に対してあなたが信頼できるプロフェッショナルであることを示すのに役立ちます。

簿記試験の合格率

簿記1級・簿記2級・簿記3級・簿記初級の各試験に関する合格率の推移について解説します。
受験する級によりますが、受験方法をネット試験と統一試験より選択することができます。

簿記1級試験の合格率の推移

簿記1級は統一試験のみ実施してます。簿記1級の合格率は直近5年間で7.9%~10.4%で推移しています。

合格率
162(2022.11.20)10.4%
161(2022.6.12)10.1%
159(2021.11.21)10.2%
158(2021.6.13)9.8%
157(2021.2.28)7.9%
簿記1級(統一試験)の合格率

簿記2級試験の合格率の推移

簿記2級は統一試験とネット試験の選択が可能です。統一試験の合格率は直近5年間で17.5%~26.9%で推移しています。ネット試験の合格率は直近3年間で37.1%~46.6%で推移しています。

合格率
164(2023.6.11)21.1%
163(2023.2.26)24.8%
162(2022.11.20)20.9%
161(2022.6.12)26.9%
160(2022.2.27)17.5%
簿記2級(統一試験)の合格率
期間合格率
2022年4月~2023年3月37.1%
2021年4月~2022年3月38.1%
2020年12月~2021年3月46.6%
簿記2級(ネット試験)の合格率

簿記3級試験の合格率の推移

簿記3級は統一試験とネット試験の選択が可能です。統一試験の合格率は直近5年間で30.2%~50.9%で推移しています。ネット試験の合格率は直近3年間で41.0%~41.2%で推移しています。

合格率
164(2023.6.11)34.0%
163(2023.2.26)36.5%
162(2022.11.20)30.2%
161(2022.6.12)45.8%
160(2022.2.27)50.9%
簿記3級(統一試験)の合格率
期間合格率
2022年4月~2023年3月41.2%
2021年4月~2022年3月41.0%
2020年12月~2021年3月41.0%
簿記3級(ネット試験)の合格率

簿記初級試験の合格率の推移

簿記初級はネット試験のみ実施しています。合格率は直近5年間で57.9%~64.2%で推移しています。

期間合格率
2022年4月1日~2023年3月31日61.5%
2021年4月1日~2022年3月31日64.2%
2020年4月1日~2021年3月31日63.1%
2019年4月1日~2020年3月31日59.4%
2018年4月1日~2019年3月31日57.9%
簿記初級(ネット試験)の合格率

簿記試験の必要勉強時間と学習期間

必要勉強時間

  • 日商簿記1級: 約500〜600時間
  • 日商簿記2級: 約300〜400時間
  • 日商簿記3級: 約150〜200時間
  • 日商簿記初級: 約80〜120時間

学習期間の目安(1日2時間学習の場合)

  • 簿記1級: 8〜10ヶ月
  • 簿記2級: 5〜7ヶ月
  • 簿記3級: 2〜3ヶ月
  • 簿記初級: 1〜2ヶ月

予備校やスクールのおすすめ理由

  1. 基礎から応用まで: スクールや予備校では、基礎から応用に至るまで幅広い知識とスキルを総合的に学ぶことができます。
  2. 専門的なアドバイス: 簿記検定試験の勉強のコツや試験の傾向、対策など、専門的なアドバイスが得られます。
  3. 効率的な学習: 適切な教材と学習方法を選ぶことで、短期間で合格に近づくことが可能です。

独学でも簿記は合格可能な資格ですが、上記のような理由から、スクールや予備校の利用がおすすめされています。特に、時間が限られている場合や、高度なレベルの試験を目指す場合には、専門の指導が非常に有用です。

簿記は役に立たない?無意味な資格と言われる理由を解説

簿記が役に立たないと言われる理由

簿記の資格について、ネット上で検索すると以下のような声も一部あります。
「簿記資格は役に立たない」
「簿記資格はいらない」
このような声の理由として、以下が考えられます。

  1. 実務とのギャップ
    簿記の資格試験は、基本的な会計原則と理論を評価しますが、実際のビジネスの現場では、特定の業界や企業の特性に応じた会計処理の方法や、会計ソフトウェアの使用など、より具体的なスキルが求められます。このため、資格だけがあっても実務で直面する具体的な課題を解決する能力がなければ、その価値は限られてくる可能性があります。
  2. 経験の重視
    資格を保有することは1つの指標にはなりますが、資格よりも実際の経験を重視する会社も多く存在します。特に、会計や財務の実務経験がある場合、その経験は簿記の資格よりも価値があると見なされることが多いです。これは、実務経験が具体的なスキルと実践的な知識があることを示すためです。
  3. AIによる労働力の代替
    最近のAI技術やRPA等の技術の進化により、経理や会計などの一部の業務がAIに取って代わると言われているからです。

簿記が無意味な資格ではないと言い切れる理由

簿記が無意味な資格ではない、と言い切れる理由を以下に紹介します。

  1. 継続的な需要
    経理や財務管理は企業や個人事業主にとって必要不可欠であり、そのため簿記の専門知識を持つ人材は常に求められています。これは、簿記の職業が一定の需要を保持し続けることを示しています。
  2. 資格の活用
    簿記の資格は、経理や財務、会計事務所だけでなく、一般事務や営業、企画などの多種多様な職種で利用可能です。資格を持つことで、転職やキャリアの進展において有利に働くことがあります。
  3. 毎年の法改正や制度改革への対応
    会計や税務に関する法律や制度は、時代と共に変化します。簿記の専門家は、これらの変更に対応する能力を持っているため、将来的にもその需要は続くと予想されます。

AIやRPAなどが一部の会計作業を自動化する可能性がありますが、専門家の判断が必要な業務も多く、簿記の仕事はなくならないと考えられます。また、簿記だけでなく、他のスキルや知識の習得がキャリアの競争力と将来性を確保できます。

簿記に合格すると人生が変わる?簿記のメリット5選

簿記資格がもたらすメリットについてご紹介します。

  1. 就職・転職に役立つ
    簿記の知識は多くのビジネスマンに役立つ基礎スキルであり、求人の資格要件として需要が多いです。簿記資格を持っていることは、就職や転職に有利になるケースが多いとされています。
  2. 様々な業種・仕事で活躍する
    簿記の知識は事務や経理・財務の現場だけでなく、営業職や経営者、企画職でも活用できます。
  3. 企業の経営状況が読める
    簿記資格を取得することで、企業の財務諸表を読む力や経営管理・分析力が身につきます。
  4. 上位資格がある専門職につける
    簿記の知識は、公認会計士や税理士や販売士や中小企業診断士などの上位資格を目指す際に役立ちます。これらの資格を持つと、収入が大幅に上がる可能性があります。
  5. 収入が上がる
    簿記2級以上の資格を持つと、一部の会社では資格手当が付く可能性があります。これにより、収入が増える可能性があります。

簿記の学校の評判・口コミ

簿記の学校に通った方の評判・口コミを一部を抜粋してご紹介します。

・学校では、新試験の傾向を的確に、きっちり教えていただきました。とてもよく試験を分析されており、対策方法など細かく教えていただき、本試験はあまり怖くありませんでした。2級は試験範囲が広いので、なぜこうかるのかと根本を理解することがおすすめです。

・最初は書店で買ったテキスト読んで勉強していましたが、独学に限界を感じ、簿記の学校で受講することを決めました。わかりやすい説明とミスをしない考え方など学校に行かなければ習得できなかった知識を教えてもらいました。

・還暦過ぎて日商簿記2級3級共に一発合格できました。学校の講義のおかげで工業簿記も得意になりました。

・日商簿記1級の学習において、今の時期に何をすべきかという指針を示していただいたおかげで集中できました。

・毎回の学校の講義前に実施するミニテストは復習するための大切な動機付けになってよかったです。

・学校の直前期の答練が予想問題として役立ちました。

・学校のカリキュラムは反復して知識を定着させる流れになっており、毎回講義に出席することで十分合格レベルの実力が身につきました。

・学校のテキストは基礎をしっかりと固められるようになっていたので、本試験で見たことのない応用問題にもしっかり対応できました。

簿記の学校・予備校の公式サイト

パンフレット請求・受講相談・体験受講・割引申込一覧

下記にの学校の「公式サイト」一覧を「オンラインWeb通信・独学向きの学校」「通学向きの学校」ごとにまとめています。当サイトの各リンクページはすべて「公式サイト」のため、パンフレット請求をはじめ、下記のようなことができます

  • パンフレット取寄せ(無料請求フォームあり)
  • 受講相談(オンライン、メール、対面相談等)
  • 体験受講(Web体験講義、DVD体験受講等)
  • 割引申込等(期間限定割引、クーポン表示、継続割引等)

パンフレット請求等一覧

オンラインWeb通信教育・独学向きの学校のパンフレット請求等

通信講座
簿記の通信講座
簿記の学校名学校の詳細ページ学校の公式サイト
①フォーサイト 詳細ページ 公式サイト
②スタディング 詳細ページ 公式サイト
③クレアール 詳細ページ 公式サイト
簿記のオンラインWeb通信教育・独学向きの学校ランキング

通学・通信向きの学校のパンフレット請求等

通学講座
簿記の通学講座
簿記の学校名学校の詳細ページ学校の公式サイト
①資格の大原 詳細ページ 公式サイト(1,2級)
公式サイト(3級)
②資格の学校TAC 詳細ページ 公式サイト
③資格スクール大栄 公式サイト
④LEC 公式サイト
簿記の通学・通信向きの学校ランキング

通学・通信向きの学校のパンフレット請求等

専門学校
簿記の専門学校
学校名学校の詳細ページ学校の公式サイト
①大原簿記専門学校 公式サイト
簿記の専門学校のランキング

簿記の学校・予備校に関するよくある質問

簿記の学校・予備校に関して多い質問を下記にまとめました。

簿記は何級を持っていれば評価してもらえますか?
  • 簿記2級以上:事務や経理職においては、一般的に簿記2級以上の資格が評価される傾向にあります。これは、簿記2級以上になると、貸借対照表や損益計算書など、実務で必要な高度な知識とスキルが求められるからです。
  • 簿記3級:一方で、簿記3級は履歴書に書いても問題はありませんが、このレベルでは「資格取得に向けて頑張った人」という程度の評価にとどまる可能性が高いです。簿記3級は基礎的な知識を証明する資格であり、実務で求められるような高度なスキルはまだ含まれていないためです。
  • まとめ:簿記資格は、そのレベルによって職場での評価が大きく変わる可能性があります。特に事務や経理職を目指す場合、簿記2級以上の資格を取得することで、より高い評価と信頼を得られるでしょう。簿記3級も一歩としては有用ですが、キャリアアップを考えるならば、2級以上の取得を目指すことが推奨されます。
簿記3級はどのくらい評価されますか?
  • 簿記3級の評価:簿記3級は、多くの企業で基礎的なビジネススキルとして評価されています。特に、職種や業種を問わず、基本的な会計知識が必要な場面でその価値が認められます。一部の企業では、簿記3級もしっかりと評価される場合があります。
  • 上級資格との比較:ただし、簿記3級は基礎的な資格であり、特定の企業や職種では、簿記2級や簿記1級などの上級資格が求められることもあります。上級資格は、より高度な会計知識とスキルが必要とされるため、それに応じた評価がされます。
  • 今後の方針:簿記3級を取得した後も、キャリアアップやスキルセットの拡充を考えるならば、簿記2級や簿記1級などの上級資格の取得を目指すことも一つの選択肢です。これにより、より多くの企業での評価や、多様な職種での活躍が期待できるでしょう。
高校生が受ける簿記は何級がよいですか?
  • 入門レベル(簿記初級):簿記初級は、高校生が簿記の世界に初めて触れるには最適なレベルです。この級では基本的な会計の概念と簿記の基礎が学べます。
  • 次のステップ(簿記3級):簿記3級は、簿記初級よりも一歩進んだ内容が出題されます。高校生でも十分に取得可能なレベルであり、多くの企業で基礎的なビジネススキルとして評価されています。
  • 最終目標(簿記2級):高校生が最終的に目指すべきは簿記2級です。このレベルをクリアすると、多くの企業や大学で高く評価されます。簿記2級は、実務でよく使用される高度な会計知識とスキルが必要とされるため、取得することで多くの扉が開かれるでしょう。
  • まとめ:高校生が簿記検定試験に挑む場合、初級からスタートして、3級、そして最終的には2級を目指すのが一般的な進路です。各級で学ぶ内容とスキルは、今後の学業や就職活動において非常に有用です。特に、簿記2級は多くの場面でその価値が認められている資格ですので、高校生のうちから取得を目指すことは有意義でしょう。
簿記2級は高校生でも合格できるレベルですか?
  • 独学での合格:日商簿記2級は、高校生でも独学で合格することが可能です。しかし、独学の場合、自分自身でしっかりとしたスケジュール管理が必要になります。特に、試験範囲が広く、高度な知識とスキルが求められるため、計画的に学習を進めることが重要です。
  • 学校での合格:一方で、簿記の専門学校やスクールに通う場合、試験に向けてのスケジュールがあらかじめ決められています。専門の指導により、効率的に学習を進めることができ、その結果多くの人が合格しています。
  • まとめ:簿記2級は高校生でも十分に合格できるレベルの資格ですが、独学とスクール受講、それぞれにはメリットとデメリットがあります。どちらの方法を選ぶかは、自分の学習スタイルや生活環境、目標に応じて検討するとよいでしょう。
    • 独学: 自分のペースで学習できるが、スケジュール管理と自己管理が必要。
    • スクール: 専門の指導と効率的な学習が可能だが、受講料が必要。
簿記2級の偏差値はどのくらいですか?
  • 偏差値とレベル:簿記2級の偏差値は、一般的に高校卒業程度のレベルとされています。これは、高校生や大学生、社会人など、幅広い層にとって取り組みやすい資格であると言えます。
  • 理解度の確認:問題集や模擬試験を解くことで、自分の理解度や弱点を確認することが重要です。これにより、効率的な学習計画を立てることができます。
  • 資格の有用性:簿記2級は、就職・転職活動において有用な資格とされています。また、ビジネスの基礎としても非常に役立つ知識とスキルを身につけることができます。
  • 勉強方法
    • 独学: 独学での合格も十分可能ですが、自己管理が必要です。
    • 通信講座: 自宅で学習することができ、スケジュールに合わせて進められます。
    • 資格学校: 専門の指導を受けられ、効率的に学習できますが、受講料がかかります。
  • まとめ:簿記2級は多くの場面でその価値が認められている資格です。少し難易度は高いですが、計画的に学習を進めれば合格は十分に可能です。独学でも学べますが、通信講座や資格学校を利用すると、より効率的に学習できるでしょう。
簿記と宅建どちらがおすすめですか?

簿記と宅建は、それぞれ異なる分野の資格です。

  • 簿記
    • 対象分野: 会計、財務、経理
    • 内容: 会計の基礎知識、財務諸表の読み方、税務基礎など
    • 有用性: 会計事務所、企業の経理部門、税務コンサルタントなどでの就職・転職に有利
    • おすすめ: 会計や税務の業界を目指す方、ビジネスの基礎として会計知識を身につけたい方
  • 宅建(宅地建物取引士)
    • 対象分野: 不動産
    • 内容: 不動産取引に関する法律、契約手続き、税金など
    • 有用性: 不動産会社、不動産コンサルタント、不動産投資などでの就職・転職に有利
    • おすすめ: 不動産業界で働く予定の方、不動産投資に興味がある方
  • どちらを選ぶべきか?
    • 不動産業界を目指す場合: 宅建の取得がおすすめ。特に、不動産取引の専門知識と法律知識が必要です。
    • 会計・経理・税務を目指す場合: 簿記の取得がおすすめ。会計の基礎から応用まで幅広い知識が身につきます。

どちらの資格もそれぞれの分野で非常に価値があります。目的や興味、将来のキャリアプランに応じて、適切な資格を選ぶことが重要です。

監修者

野村税理士事務所代表 野村真一

税理士業界20年、野村税理士事務所代表でfreee認定アドバイザー日本税理士会連合会九州北部税理士会所属。認定経営革新等支援機関の認定事業者として事業再構築補助金の申請支援を行う。

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