中小企業診断士の試験

 中小企業診断士の試験は学歴に関係なくだれでも受験することができます。仕事を進めていくうえでも学歴は関係ありません。
 しかし、専門の知識が要求されますから、経営についての知識は身に付ける必要が出てきます。この資格は経済産業大臣が試験機関として指定した社団法人中小企業診断協会が実施しています。年齢や学歴に関係なくだれでも受験することが可能になっています。

一次と二次の試験

 一次と二次の試験があり一次は中小企業診断士として必要な学歴を持っているかどうかの判定を行います。一次合格の有効期間は、合格した年度とその翌年度の二年だけになりますから注意が必要になってきます。二次は診断士として必要な応用能力があるかどうかの判定を目的として行われます。

 筆記と口述の二つがあります。
 一次は二日間にわたり科目は八科目にわたって行われます。
 二次では中小企業の診断、助言に関する実務の事例についての試験を行い口述は筆記で相当の成績を収めた受験者を対象に実施されています。なお、公認会計士などの資格を持っている人は一次科目の一部が免除されることになっています。

 一次合格の有効期間は合格をした年度と翌年度の二年間だけですから、一次に合格してから二次の勉強を始めるようでは遅くなってしまいます。一次の勉強と二次の勉強は同時に進めていくことが非常に重要になってきます。試験は難しくなる傾向にあって効率よく学習していくためには独学で頑張るのもいいですが、受験予備校に通ったり、通学の講座や通信教育を受けるのも非常に効果的に学習することができます。

中小企業診断士試験を攻略するために

 受験予備校も日本全国にあります。ネットなどで紹介されている学校を調べて自分が可能な範囲内で利用してみることも合格の近道になります。これらの予備校では診断士になるためのカリキュラムを組んで受験対策の授業を行っていますので、効率的な受験の対策を行うことができます。

中小企業診断士になる別の道

 中小企業診断士になるもう一つの道として中小企業総合事業団中小企業大学校が行う、一年間の中小企業診断士養成課程を修了する方法があります。
 この養成課程は四月から翌年三月までと十月から翌年九月までのコースがあり、それぞれ百人ずつ募集を行っています。この学校に入学するには年齢制限などはなく次の条件を満たしていればだれでも受験することが可能です。

 大学卒業程度の学力を有していて、心身ともに健全で一年間の研修を遂行できると判断できる人で、実務経験があり、簿記、会計、情報にかかわる基礎知識がある人はこの学校の、入学試験を受けることが可能になっています。応募者数は公表はしていませんが倍率は二倍程度になっています。このような学校で研修を行って国家資格を受験する人も多くいます。